1997年03月27日製品リリース

ガラス瓦採光システム「平板タイプ・HY型」の発売を開始

 旭硝子(株)(本社:東京、社長:瀬谷博道)は、住宅の屋根に平板タイプの粘土瓦が多く用いられるようになってきたことに対応するために、ガラス瓦採光システム「平板タイプ・HY型」を、4月1日より発売開始します。

 ガラス瓦は、低膨張で割れにくい特殊ガラス(ほう珪酸ガラス)を素材に用い、プレス成形して製造するもので、当社は、昭和58年に、ガラス製の瓦で屋根開口部を葺く「ガラス瓦採光システム」の発売を開始して以来、現在では、和瓦3タイプ、洋瓦2タイプの品揃えがあり、年間で約13.5万枚の販売実績があります。
 ガラス瓦採光システムを用いると、粘土瓦とガラス瓦を自由に組み合わせながら、屋根形状をそのまま保ったまま、美しく独創的なトップライトがガラスの瓦と下地ユニットを用いて簡単につくることが可能です。

 近年、戸建住宅の設計にもますます個性的なニーズが要求される中、屋根の形状についても美しく、かつ高級感のある平板タイプの粘土瓦が従来の和瓦や洋瓦に代わり用いられるようになってきています。今般、屋根形状のニーズ変化に応え、今後の需要の拡大が期待できる平板タイプのガラス瓦の発売を開始することにしたものです。

 小売り希望価格は1枚あたり6,000円で、ガラス特約店を通じて販売し、初年度売り上げは、部品セット込みで5,000万円、3年後には1億円を見込んでいます。

ガラス瓦「平板タイプ・HY型」の概要
 (1)商 品 名:ガラス瓦「平板タイプ・HY型」
 (2)寸 法:長さ350mm×幅343mm×厚さ8mm
 (3)重 量:2.5kg/枚
 (4)販売地域:全国
 (5)曲げ強度:粘土瓦の約2倍

                               以    上