1997年10月30日経営リリース
インドネシアにてエンジニアリング会社を設立し営業開始
旭硝子(株)(本社:東京、社長:瀬谷博道)は、ガラス関連のエンジニアリング子会社であるグラス・マシナリー(株)により、インドネシアのジャカルタ近郊に於いて、旭硝子グループ最初の海外エンジニアリング会社を設立し、本年11月1日より営業を開始します。
新会社の名称は「P.T.グラス マシナリー インドネシア株式会社」で、当初の資本金は30万US$,全額子会社のグラス・マシナリー(株)の出資となります。
旭硝子(株)は、既に現地に関係会社を有しており、ガラス系では板ガラス・自動車用加工ガラスの、化学系では苛性ソーダ・塩ビモノマー・塩ビコンパウンド等の製造・販売を行っており、さらに現在、ジャカルタ近郊にカラーブラウン管用ガラスバルブ工場を建設中です。新会社は、これら関係会社の行う工場建設、生産性向上、設備改善、増産等の現地工事を受注し、設計から生産立ち上げまでのターンキーベースの総合エンジニアリング(機械、電気、計装、コンピューター、土木建築)業務を行う体制を敷いた上、順次、現地の他の企業にもその受注活動の範囲を広げていきます。
今後、旭硝子グループとしては、今回のインドネシアにおけるエンジニアリング会社の活動を布石として、さらに海外におけるエンジニアリング事業の拡大を図っていきます。
<新会社の概要>
- 社 名 : P.T.グラス マシナリー インドネシア株式会社 [英文名:P.T.GLASS MACHINERY INDONESIA(略称G.M.I.)]
- 資本金 :30万US$
- 所在地 :インドネシア西ジャワ州ブカシ県チカラン工業団地 [CIKARANG INDUSTRIAL ESTATE,BEKASI WEST JAWA,INDONESIA]
- 社 長 :相川 孝治(旭硝子(株)エンジニアリング部より派遣)
- 設 立 :平成9年9月12日
- 事業内容:エンジニアリング業務
- 売上目標:4億円/98年、 2000年には10億円/年
以 上
<ご参考>
◇グラス・マシナリー株式会社
- 設 立 : 昭和62年12月
- 資本金 : 2000万円(旭硝子:100%)
- 本 社 : 東京都千代田区丸の内二丁目1番2号(千代田ビル内)
- 代表取締役社長 : 田中 義久
- 売上高 : 約64億円/年
- 事業内容 : エンジニアリング業務
- 従業員 : 113人