1998年03月18日経営リリース

旭オーリン(株)の社名を変更

 旭硝子(株)(本社:東京、社長:瀬谷博道)は、ポリウレタン原料の製造・販売子会社である旭オーリン(株)の社名を、4月1日付けで「旭硝子ウレタン株式会社」に変更します。

 旭オーリンは、自動車・電気冷蔵庫・住宅・建材等に使用されるウレタンの原料となるポリオールを製造・販売するため、1974年に旭硝子と米国オーリン社の折半出資で設立されたもので、ポリオールにおける日本のトップメーカーです。96年にオーリン社が実施したポリウレタン事業を含む同社事業の再構築に伴い、97年10月に旭硝子がオーリン社の所有する旭オーリン株の全株式(50%のシェア)を譲り受け、100%子会社化しましたが、これを契機に、当社は独自の事業展開を行うこととなりました。

 今後は、名実ともに同社を旭硝子ウレタン事業の中核会社と位置づけ、日本国内はもとよりアジアを中心とした海外市場において積極的な事業拡大を目指すため、今回の社名変更を行うものです。

 なお、「旭硝子ウレタン(株)」の社長には、2月26日付けで瀬谷博道(旭硝子(株)取締役社長)より交代しました箕浦常勝(前旭オーリン(株)取締役副社長)が、4月1日以降も引き続き就任する予定です。

《旭硝子ウレタン株式会社の概要》

(1)商  号 旭硝子ウレタン株式会社(Asahi Glass Urethane Co., Ltd.
(2)本社及び工場所在地 茨城県鹿島郡神栖町東和田25番地 旭硝子(株)鹿島工場内
(3)社  長 箕浦 常勝(旭硝子社員)
(4)資本金 11億2千万円
(5)株  主 旭硝子(100%)
(6)年  商 約180億円(平成9年度見込み)
(7)営業品目 ウレタン原料の製造・加工及び販売
  (主要製品)ポリオール、オートフロス等
(8)設  立 1974年(昭和49年)7月
(9)従業員数 53名

以  上