ルーセント・テクノロジー（本社: 米国ニュージャージー州、会長兼ＣＥＯ：リチャード・Ａ・マッギン）のマイクロエレクトロニクス グループは、旭硝子（株）（本社：東京都千代田区、社長：石津進也）と半導体製品の日本国内における販売に関して、代理店契約を締結しました。これにより、旭硝子は１１月より営業活動を開始しました。

　ルーセントは、世界最大手の通信機器メーカーであり、同社の半導体事業部門であるマイクロエレクトロニクス グループは、通信向け半導体で業界第一位（９８年データクエスト調べ）にランクされています。一方、旭硝子の半導体販売事業は、電子事業本部半導体・回路事業部において過去３０年以上の実績がありますが、単なる販売に留まらず、部内に半導体の設計を行うデザインセンターを有しており、客先の技術的ニーズに応じたロジック設計からカスタマイズＩＣの開発に至るまで、多くの実績と論理合成ツール等の高度な設備に裏打ちされた高い設計能力を保有しています。

　旭硝子半導体・回路事業部では、かねてから事業拡大のため有力な新規ソースの拡充と新規市場の取り込みを模索していましたが、回路設計能力や技術営業力を持つ代理店を求めていたルーセントと旭硝子との間でニーズが一致し、この度、販売代理店契約を締結するに至ったものです。

　ルーセントのマイクロエレクトロニクス グループは、コンピュータおよび通信向けの ＩＣと、オプトエレクトロニクスコンポーネントをワールドワイドに提供しています。旭硝子は、強力な商品群を有する同社の半導体製品を導入することにより、新規顧客の取り込みと製品ライン・アップの拡充を図り、半導体販売事業のさらなる成長を目指します。

＜ご　参　考＞

１．ルーセント・テクノロジーの概要

２．日本ルーセント・テクノロジー（株）の概要

３．旭硝子（株）の概要