2004年11月15日製品リリース

ポリカーボネートシートの価格改定を実施

   旭硝子株式会社(本社:東京、社長:門松正宏)は、主に建築・土木用に使われているポリカーボネートシートの販売価格を、2005年1月1日出荷分より引き上げることとしました。引き上げ率は品種により3〜10%の予定です。

   当社製品ポリカーボネートシートの原料となるポリカーボネート樹脂は、原油価格の上昇とタイトな需給バランスを受け、本年既に6月と7月の2回、合計15%程度の値上げが実施されました。当社では、この値上げによるコスト上昇の一部をお取引先にご負担頂くべく、本年10月に5%の価格の引き上げを行っています。

   しかしながら、その後も国際的にベンゼン、フェノール等の大幅な値上がりが続き、10月までに更にポリカーボネート樹脂が15%程度値上がりしました。
   そのため、当社では原料であるポリカーボネート樹脂のコストアップに見合うポリカーボネートシートの販売価格の改定を、再度、各取引先にお願いすべく、個別交渉を実施することとしたものです。

以  上

本件に関するお問い合わせ先
旭硝子(株)広報室長 川上 真一
担当:江東
TEL: 03-3218-5259
E-mail: info-pr@agc.co.jp