2005年07月05日製品リリース

ポリカーボネートシートの価格改定を実施

   旭硝子株式会社(本社:東京、社長:門松正宏)は、主に建築・土木用に使われているポリカーボネートシートの販売価格を、2005年9月1日出荷分より引き上げることとしました。引き上げ率は各品種平均で5%前後の予定です。

   当社製品ポリカーボネートシートの原料となるポリカーボネート樹脂は、たび重なる原油上昇による国際的なベンゼン、フェノール等の大幅且つ継続的な値上がりにより、昨年1年間で約30%値上がりしました。こうした状況において、当社では、原料値上がりの一部をお取引先にご負担いただくべく、昨年10月及び本年1月と2回に亘り品種により8〜15%の価格の引き上げを行いました。

   しかしながら、ポリカーボネート樹脂は、原油価格が高止まりしていることに加え、同樹脂の需給タイト感がますます高まったことにより、本年2月、6月と2回に亘り合計15%程度値上がりしており、当社はコストダウン等の自助努力のみでは吸収できなくなりました。
   そのため、ポリカーボネートシートの販売価格の改定を、再度、各取引先にお願いすべく、個別交渉を実施することとしたものです。

以  上

本件に関するお問い合わせ先
旭硝子(株)広報・IR室長 川上 真一
担当:江東
TEL: 03-3218-5259
E-mail: info-pr@agc.co.jp