グローバルな医薬品業界で地位を確立 受託開発・製造ビジネスで 急成長するAGC グローバルな医薬品業界で地位を確立 受託開発・製造ビジネスで 急成長するAGC

Nov.30 2022

グローバルな医薬品業界で地位を確立 受託開発・製造ビジネスで 急成長するAGC

AGCが医薬品の世界的大手企業であることをご存じだろうか。同社は医薬品の受託開発・製造(Contract Development and Manufacturing Organization=CDMO)ビジネスをグローバル展開する。製薬会社のブランド名で知られる医薬品の中には、AGCがその開発・製造を請け負っているものが数多くある。同社のCDMOビジネスは右肩上がりで成長し、新薬を生み出す「創薬」と工業製品としての「医薬品開発・製造」の分業化が進む世界の医薬品業界の中で、高品質な医薬品の安定供給を陰で支える存在となっている。CDMOビジネスが社会の中で担う役割と将来性、さらには携わっている仕事のやりがいについて、同社のキーパーソンに聞いた。

Profile

藤井 省吾

藤井 省吾

日経BP 総合研究所 主席研究員

中園 桂子

中園 桂子

AGC株式会社
化学品カンパニー ライフサイエンス事業本部 AGCバイオロジクス 日本PMグループ プロジェクトマネージャー

前田 豊

前田 豊

AGC Pharma Chemicals Europe, S.L.U. Process Development Director(スペイン・バルセロナ駐在)

合成医薬品とバイオ医薬品 両方に強みを持つAGC
日経BP 総合研究所 主席研究員 藤井 省吾

日経BP 総合研究所 主席研究員 藤井 省吾

藤井 合成医薬品とバイオ医薬品それぞれの開発・製造で、CDMOが果たす役割が拡大していると聞きます。そもそもCDMOとは、どのようなビジネスなのでしょうか。


中園氏 CDMOとは、製薬会社や創薬ベンチャーなどから委託を受け、医薬品を高品質かつ大量に製造する技術を確立し、安定的に量産するビジネスです。かつては製薬会社が、創薬から治験、さらには製造プロセスの開発、量産まで一貫して自社で行っていました。近年の製薬業界では「創薬」「開発と量産」の分業化が進み、CDMOの活躍の場が拡大しています。

CDMOの仕事は、薬効成分を持つ原薬・中間体の開発・生産を請け負う仕事と、原薬に様々な成分を混ぜて錠剤やカプセル、注射剤などに仕上げる仕事の、大きく2つあります。AGCは長年蓄積してきた技術と実績を基に、この前者に特化したビジネスを展開しています。その一方で扱う医薬品の種類は、低分子化合物である合成医薬品だけでなく、生体由来の細胞を用いて作るバイオ医薬品へと拡大しています。バイオ医薬品を含む様々な医薬品の開発・製造を受託できる点は、AGCの強みになっています。

藤井 バイオ医薬品は、比較的新しい医薬品の分野です。バイオ分野のCDMOビジネスを営む企業はAGC以外にも多くあるのでしょうか。


中園氏 バイオ医薬品は合成医薬品に比べて製造時に考慮すべきパラメーターが多く、技術開発の蓄積が求められるため、開発・製造がより複雑といえます。海外には競争力のあるCDMOが何社かありますが、日本には多くありません。

AGC株式会社 化学品カンパニー ライフサイエンス事業本部 AGCバイオロジクス 日本PMグループ プロジェクトマネージャー 中園 桂子氏

AGC株式会社 化学品カンパニー ライフサイエンス事業本部 AGCバイオロジクス 日本PMグループ プロジェクトマネージャー 中園 桂子氏

AGCは1984年に医薬品開発にターゲットを絞った「バイオケミカルグループ」を設置し、比較的早期からバイオ医薬品に関する知見と技術を蓄積してきました。2000年にはタンパク質受託製造事業に本格参入、2008年には千葉工場内に増産用のバイオ受託新プラントを建設するなど、着実に実績を積んできています。


残念ながらバイオ技術の開発では、日本は欧米から後れを取っています。日本企業が例えば公開論文を参考に自力で事業を立ち上げることは簡単ではありません。この分野でグローバルなビジネスを展開するためには、競争力の高い他社技術をいかに取り入れるかが重要になります。AGCは、バイオ医薬品の分野で開発・製造実績を持つ複数の欧米企業を買収し、先進的な高いレベルの技術を取り入れ、さらにその開発・製造体制の増強を図ってきました。日米欧3極で統合的な運営を行い、拠点間相互の技術導入・人材交流を進め、グローバル各拠点から標準化された高水準・高品質なサービスを提供しています。

AGC Pharma Chemicals Europe, S.L.U. Process Development Director (スペイン・バルセロナ駐在) 前田 豊氏

AGC Pharma Chemicals Europe, S.L.U. Process Development Director (スペイン・バルセロナ駐在) 前田 豊氏

藤井 合成医薬品のCDMOビジネスも、年率6.7%と高い成長率で拡大していると聞いています。この分野が伸びている背景をお聞かせください。


前田氏 近年、低分子の合成医薬品において、構造の複雑化が進んできています。40年ほど前には4工程ほどで製造できる医薬品が多かったのですが、現在では20もの工程を要する製品も出てきています。このため医薬品の原薬を合成する製造プロセスの難易度が劇的に高まっています。

そのような状況下で製薬会社は、新しい化合物を見つける創薬により多くの資金や人的リソースを割くようになり、医薬品の工業化に向けた業務を、積極的に開発能力を持つCDMOへと委託するようになりました。ただし製薬会社の目線から見れば、委託先はどこでもよいわけではなく、医薬品としての品質を保証可能な企業である必要があります。低分子化合物を合成できる化学メーカーは多いのですが、製薬会社の条件に見合う開発・製造能力・品質管理体制を持つところはわずか。AGCはCDMOとしての要件を満たす機能と体制を持つ数少ない化学メーカーです。このために合成医薬品のCDMOビジネスも今、急成長しています。

図1 AGC Pharma Chemicals Europe(スペイン・マルグラット=黄色枠内は増強部分)

図1 AGC Pharma Chemicals Europe(スペイン・マルグラット=黄色枠内は増強部分)

工業製品としての医薬品を 開発・製造する役割を担う

藤井 製薬会社が注力する研究室レベルでの創薬と、AGCをはじめとするCDMOが担う量産プロセスの技術開発では、どのような点が異なるのでしょうか。


前田氏 量産可能な合成ルートと高品質な製造プロセスの開発が、CDMOである私たちのミッションです。薬効のある物質を作る際のラボスケールのレシピは製薬会社が研究室で開発済みです。しかしそのレシピを忠実に守るだけで、500kgや1tといった量を高品質に安定製造できるとは限りません。また医薬品を市場に出すためには、原料の安定調達、製造時や廃棄物処理時の環境規制順守といった視点からの技術開発も求められます。もちろん提供先に合わせて、米食品医薬品局(FDA)や欧州医薬品庁(EMA)、日本の医薬品医療機器総合機構(PMDA)といった現地の規制当局の査察などをクリアする必要もあります。


中園氏 バイオ医薬品では製薬会社が商用化を意思決定してから商用製造に入るまでに、非常に長い時間を要します。CDMOであるAGCで行うべき業務はかなり多様です。


まず、製薬会社がある程度まで製造プロセスを開発済みであれば、それに沿ってAGCで製造ラインを立ち上げます。できていない場合は、新たにプロセス開発を行い製造体制の構築に移すことになります。バイオ医薬品の場合、最初から2000Lといった大きなバイオリアクターで製造すると、万が一製造に失敗した際には億単位の損失が発生します。そこで小型のバイオリアクターからスタートし、様々なパラメーターを勘案しながら、徐々に商用製造の規模に引き上げていきます。その後、継続的に製造できることを検証し、最終的に当局の承認を取得します。


さらに、新薬開発においては様々な生産規模で作った医薬品それぞれを対象に、製薬会社は数段階の臨床試験を実施します。まずは実験レベルでの試験などを実施して安全性を確認。その後、人に投与する臨床試験に移ります。ここでは毒性や副作用が出ないことを確認しながら少ない用量から始め、最終的に多くの人を対象にして安全性や薬効を検証します。AGCは、顧客である製薬会社が行う一連の臨床試験において、顧客のスケジュールや将来的な開発プランなどを考慮しながら各段階での要求事項を満たす開発や製造サービスを提供し、開発部門や品質管理部門、製造部門と密に連携して量産を目指します。


藤井 臨床試験の段階にもAGCは関与するのですね。現在の医薬品業界では、合成医薬品とバイオ医薬品ともに、CDMOが担う役割は大きいのですね。

拠点のグローバル展開を強みに競争力の高い CDMOビジネスを実現

藤井 AGCの合成医薬品は、千葉工場と2019年にドイツ医薬品大手のベーリンガーインゲルハイム社から取得したスペインのカタルーニャ州にあるマルグラット・デ・マール工場が製造拠点となっています。前田さんが在籍するマルグラット工場では2022年に生産能力の30%増強を終え、2024年にもさらに30%増大する予定だと聞いています。こうした開発・製造体制の改革や増強に向けて、具体的にどのような仕事をされているのでしょうか。


前田氏 AGCが買収する以前のマルグラット工場では、工場を保有する製薬会社が指定した医薬品を、決められた手順に沿って粛々と製造していました。しかしCDMOであるAGCの工場となって以降は、製造を請け負った医薬品に応じて自分たちで製造プロセスを開発する必要があります。製造だけでなく開発も担うようになったわけですから、大きな変革が必要でした。


役割の拡大に際し、保有する製造設備や従業員の知見・スキルに関しては十分なレベルであり、買収前の製薬会社時代から培われてきた高いレベルの設備やスキルが維持されていました。しかし製造現場の方々にとっては、現場で課題が出たときに指示を仰ぐ相手がおらず、自ら考えて解決する必要が出てきたわけです。従業員のマインドを、受け身から自発的なものへと変える点がチャレンジでした。AGCにとってマルグラット工場は、合成医薬品を製造する初めての海外拠点になります。失敗はできません。このため、設備・人材といったあらゆる面に積極投資しています。こうした様子を見て、現地の従業員も会社の本気度を実感し、考え方が一気に変わってきています。


2019年の買収以前から在籍している現地ディレクターと日本から出向したディレクターは、ずっと1つのチームとして動き、全員が目指すべき方向を共有しながら変革に取り組んできました。3年たった今、その全員が変化を実感しており、さらに変わらなければならない点についても明確に自覚できています。


藤井 一方バイオ医薬品ビジネスでは、国内には千葉工場、海外には米国にはシアトルとボルダー、ロングモント、ドイツのハイデルベルグ、デンマークのコペンハーゲン、イタリアのミラノと数多くの開発・製造拠点を保有しています。

図2 日米欧3極で高いレベルのcGMP※生産体制を有する数少ないグローバルCDMOとして幅広いサービスを展開 ※cGMP: 医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準 (current Good Manufacturing Practice)

図2 日米欧3極で高いレベルのcGMP※生産体制を有する数少ないグローバルCDMOとして幅広いサービスを展開
※cGMP: 医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準 (current Good Manufacturing Practice)

中園氏 現在では海外拠点の方が、日本の拠点よりも多くの案件に対応している状況です。確かにバイオ医薬品の分野では、欧米の方が技術開発面で先行しています。ただし、あえて日本の拠点で製造することのよさも感じています。日本企業には、やはりものづくりが丁寧で、困難な課題に直面しても一丸となって乗り切る風土があります。CDMOとして医薬品を受託開発・製造するうえで、この丁寧さとスケジュールをきっちり守って仕事するといった点は、間違いなく価値を生み出します。日本の拠点で得た知見を海外拠点にも展開し、グローバル一体となってより効果的な製造体制が築けるよう、日々ナレッジシェアに努めております。


藤井 新技術を海外企業から導入したとしても、開発・製造ではAGCクオリティーが強みになるということですね。世界の複数拠点の知見や施設、機能などを組み合わせて新たな価値を生み出す可能性もあるのでしょうか。


中園氏 実際に各拠点間で開発や製造の工程を分担し、協力しながらバトンを渡すようにして1つの医薬品を作ることがあります。こうした取り組みは、日米欧3拠点を密に連携しながらグローバル展開しているAGCの強みです。


藤井 電子業界などでは世界でバリューチェーンやサプライチェーンを構築し、各拠点の得意分野を結びつけて価値創造するのが当たり前になっています。医薬品の開発・製造でも同様の世界観になってきているのですね。

海外依存度が高いといわれるワクチンの 国内での開発・生産能力向上にも貢献

藤井 AGCは新型コロナウイルスのワクチン開発・量産にも取り組まれたようですが、ワクチン関連の事例を教えていただけますか。


中園氏 代表的な取り組みとして、2021年6月8日にはドイツのBioNTech社から、日本でも使われたmRNAワクチンの原材料であるプラスミドDNAの製造を受託したことについて発表しました。その他にも、多様な新型コロナウイルス向けワクチンの開発・量産に貢献しています。


また、今後の取り組みとして、国内においてワクチンを含むバイオ医薬品の生産能力拡大に向けた検討を進めています。先日発表させていただきましたが、AGC横浜テクニカルセンター(横浜市鶴見区)において、バイオ医薬品CDMO事業の製造拠点を立ち上げる検討を進めています。国内では、千葉工場に次ぐ第2のバイオ医薬品製造拠点となります。具体的には、平時にはmRNA医薬品、遺伝子・細胞治療薬、そして動物細胞を用いたバイオ医薬品を製造し、感染症パンデミック発生時などの有事の際には、mRNAワクチンをはじめとしたワクチンの製造に切り替えられるデュアルユース設備の導入を検討しています。

図3 AGCの国内バイオ医薬品CDMO事業の能力拡大に向けた投資検討

図3 AGCの国内バイオ医薬品CDMO事業の能力拡大に向けた投資検討

日本では、ワクチンを含むバイオ医薬品の生産拠点が限られており、その海外依存度の高さが課題といわれています。この立ち上げによって、バイオ医薬品の国内での製造・開発能力向上に大きく貢献したいと考えており、例えば、動物細胞のバイオリアクターは、総容量で1万~2万Lサイズのものを導入予定であり、当社推計では、国内CDMOとして最大規模になる見込みです。


また、日本での開発・製造能力を拡大することで、日本はもちろん、海外のお客様に対しても日本で開発・製造するというオプションをより積極的に提案可能となります。都心や羽田空港にも近い横浜の優れた立地条件も生かして、日本発の医薬品の海外展開への橋渡し役も担っていきたいと考えています。


藤井 日本の社会課題解決につながる有意義な取り組みですね。

図4 AGCのCDMO事業の技術的、地理的拡大

図4 AGCのCDMO事業の技術的、地理的拡大

海外の仲間や顧客との距離感は近い

藤井 前田さんは海外勤務をされていますが、マルグラット工場では現地の方々と何の言語で会話していますか。


前田氏 基本的にはすべて英語です。現地の人同士での会話は当然スペイン語ですが、基本的なリポートは英語です。マネージャーレベルの方々は基本的に英語を話せます。また開発担当者の約8割はスペイン人ですが、博士号を得る過程でほぼ全員英語を会得しています。


藤井 海外勤務ならではのやりがいを感じますか。


前田氏 新しい組織を作るという貴重な経験ができているので、とてもやりがいを感じています。もともと実績のある工場を買収して設備も人も受け継いでいるのですが、AGCのCDMOビジネスを営むための組織とその役割は以前と異なるものです。それを一から作り上げる作業は、苦労もありますが、やりがいが勝っているように感じます。

図5 スペイン・マルグラットに駐在している前田豊氏の日常風景

図5 スペイン・マルグラットに駐在している前田豊氏の日常風景

藤井 日本から海外拠点のビジネスに関わっている中園さんはいかがでしょう。


中園氏 世界と連携した仕事の進め方ができて、とても新鮮に感じることがあります。例えばコロナ禍で、普段ならば3カ月で入手できる原材料の納期が18カ月になるといった状況に直面した場面がありました。しかし、お客様と協力し、また当社の日米欧の拠点と在庫や調達状況を共有しつつ緊密に連携しながら、入手困難な原材料をあらゆる手段を駆使して世界各地から調達しました。これにより、生産の遅れを防ぐことができましたし、日本だけで仕事をしていたらできなかった貴重な経験です。


藤井 海外拠点とは、日常的にどのように業務を進めているのでしょうか。


中園氏 私の担当案件では、業務の約8割を欧州の拠点と連携しながら進めています。現地との時差を考慮しながら、必要に応じて在宅と出社を判断して勤務しています。家庭に子供がいるため、仕事の時間を調整しながら、できるだけ夕食を一緒に食べるようにしています。これだけ海外との仕事に前線で携わりながら、子供との時間をしっかり持てており、フレキシブルな働き方ができているのかなと思っています。海外の同僚やお客様との間で子育て論議に花を咲かせることもあり、充実しています。

多様な価値観に触れながら 誇りを感じる仕事ができる

藤井 AGCのCDMOビジネスについて、自分が携わる仕事として興味を持たれる学生や社会人の方々に向け、メッセージをお聞かせください。


中園氏 AGCは多様な価値観に触れながら仕事ができる会社だと感じています。私はかつて製薬会社で薬理の研究をしていましたが、自分の研究成果が薬として患者さんの役に立っているのか実感を持つことが難しいと感じていました。また、臨床試験コーディネーターの職に就いたこともあるのですが、患者さんの顔は見えても今度は臨床試験の対象となる医薬品の背景が見えないことが不安でした。AGCでは、開発から製造、品質管理に至るまで、様々な側面から医薬品に触れることができます。また、AGCは、微生物、動物細胞を用いたバイオ医薬品に加え、遺伝子・細胞治療、mRNAなど先進的な技術を取り扱っています。特に国内では、このような先進的な技術に、これだけ幅広く携われる環境は製薬会社を含めてもまれであり、貴重だと思います。キャリア入社のメンバーも多く、それぞれのバックグラウンドから新たな気付きが得られ、とても学ぶことが多いと感じています。


前田氏 AGCのCDMOビジネスではグローバルな仕事が可能です。海外拠点も多く、海外で働きたいという意欲のある方には積極的にその機会を与える文化があります。また、今ではリモート環境で遠隔地とも気軽にコミュニケーションできますから、日本にいても、海外拠点にいても、常に世界を実感しながら仕事ができるのではないでしょうか。世界中の様々な製薬会社・ベンチャー企業と、多くの患者さんが必要とする多様な医薬品の開発・製造に取り組む点も、グローバルCDMOであるAGCで働く魅力の一つです。患者さんの元に届けられるときには、CDMOビジネスの製品にはAGCの名前が入っていません。その一方で、思いの外多くの医薬品がAGCの製品だったりします。医薬品業界を支えていることに誇りを感じられる面白い仕事だと思います。

日経ビジネス電子版 Special 掲載記事

※部署名・肩書は取材当時のものです

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