2025年03月12日経営リリースその他リリース
生成AI活用環境「ChatAGC」の導入により、2024年に11万時間以上を創出
AGC(AGC株式会社、本社:東京、社長:平井良典)は、自社向け生成AI活用環境「ChatAGC」の導入により、2024年1月~12月の期間で、業務時間11万時間以上の創出に相当する効果があったことを、自社の調査で確認しました。
当社グループは、2023年6月に自社向け生成AI活用環境「ChatAGC」を導入し、本ツールを活用した業務の効率化と新たな価値創出を推進してきました。また、2024年8月には、本ツールに社内データ連携機能を付与し、従業員がより便利に活用できる環境を整備しました。加えて、社内むけメールマガジンでの情報発信、ユニークな活用例を競うイベント開催、チャットツール上のコミュニティ設置、社内ポータルサイトへの情報掲載など、様々な施策を実施しています。これらの取り組みが、従業員による本ツール利用の進展につながったものと思われます。
本調査では、従業員へのアンケートに基づき、利用した業務毎に、想定される業務削減時間を算出し、「ChatAGC」の定量的な効果測定を行いました。本期間中、従業員により利用された主な業務は以下の通りです。
併せて、社内データ連携機能の利用も進んでいます。例えば、社内で蓄積された営業情報やお客様ニーズなどの情報を連携する使い方が広がっており、複数の部門・事業の間でさらなる活用に向けた情報交換も活発化しています。

AGCグループは、「価値創造DXの推進」を、中期経営計画 AGC plus-2026 の主要戦略の一つとして掲げています。今後も、「生成AI等の活用による業務改革」の推進により、デジタル技術と当社グループが強みとしているモノづくり力の融合を加速させ、お客様や社会にとって新たな価値の創出を目指していきます。
【ご参考】 AGCの「DXへの取り組み」に関するサイト:https://www.agc.com/company/dx/index.html
- ◎本件に関するお問い合わせ先:
- AGC株式会社 広報・IR部
- TEL: 03-3218-5603