2026年07月30日経営リリースサステナビリティリリース

AGCグループとノザワグループ、鉄骨造建物壁面への太陽光パネル垂直設置工法を国内で初めて本格販売

AGC(AGC株式会社、本社:東京都千代田区、社長:平井良典)およびAGCのグループ会社であるAGC硝子建材(AGC硝子建材株式会社、本社:東京都台東区、社長:中村 康宏)とノザワ(株式会社ノザワ、本社:兵庫県神戸市、社長:野澤俊也)は、鉄骨造建物の壁面に太陽光パネルを垂直に取り付ける専用工法「アスロックレールファスナー太陽光パネル設置工法(以下、本工法)」を国内で初めて本格販売します。本工法により、従来困難とされていた壁面設置を容易にし、設置スペースが限られる都市部や、降雪地域における再生可能エネルギー活用を促進します。

アスロックレールファスナー太陽光パネル設置工法
(AGCグループの 「SUNBRICK」を採用)

データセンターへの施工イメージ

AGCグループの 「SUNBRICK(TM)」を採用した「アスロックレースファスナー太陽光パネル設置工法」の画像 本工法をデータセンターに採用した際の施工イメージ

政府は2030年までに太陽光発電の導入量を100GW以上とする目標を掲げており*1、太陽光パネルを設置する場所の不足が課題となる中で非住宅建物への普及拡大が期待されています。特に、商業施設、工場、倉庫やデータセンターなどの鉄骨造建物は、設置場所として有力な候補となっています。

こうした課題に対し、AGCグループとノザワは、2022年に開発した鉄骨造建物の外壁に太陽光パネルを垂直設置する新工法*2について、実案件での試験導入による施工性や運用面の検証、受注体制の整備を経て、この度本格販売を開始します。
本工法は、ノザワ保有の外壁への直接設置を可能にするアスロックレールファスナー技術と、外壁の変位に太陽光パネルを対応させるAGCグループ独自の設置・施工ソリューション「SUNBRICK」を組み合わせたものです。これにより、外壁を貫通・加工せずにパネルを直接取り付けられるため、施工負担の低減を実現しました。さらに、外壁と太陽光パネルを一体的に挙動させる構造とすることで、鉄骨造建物特有の外壁材の変位にも対応し、地震時などにおいても外壁の自然な動きを妨げることなく、耐久性と安全性を確保します。
本工法の導入が進むことで、設置スペースが限られる都市部での普及拡大や、積雪の影響により屋根設置が難しい降雪地域における太陽光パネルの導入拡大がが期待されます。

ノザワの外壁パネル設計技術や自然環境下での安全性確保に関する知見と、AGCグループが有する建材一体型太陽光発電ガラスの設計・施工技術*3を組み合わせることで、3社は今後も、建築物における再生可能エネルギーの利用拡大を推進し、持続可能な社会の実現に貢献していきます。


「アスロックレールファスナー太陽光パネル設置工法」について
鉄骨造建物に採用されるアスロックに、専用のファスニングシステム(ノザワ・AGC・AGC硝子建材の3社共同で特許出願済)を用いて太陽光パネルを設置し、外壁面で発電を可能にする工法です。
【特長】
・最新の太陽光パネルを採用し、従来品のアスロックソーラーウォールと比較して、発電効率が50%向上
・アスロックに太陽光パネルを取り付けるためのファスナー設置ができるため、大掛かりな鉄骨下地が不要
・大地震を想定した建物の揺れに対し安全性を確保
(層間変位角1/100radの動的変位試験において、破損・脱落が無いことを確認)
・乾式工法採用により太陽光パネル交換や、より高性能なパネルへの改修も可能
・壁面設置により積雪の影響を受けにくいため、冬季でも安定した発電に寄与
※:発電効率(17%、18%、21%)の太陽光パネルを標準設定しています。


「SUNBRICK」について
SUNBRICKは、AGCグループが提供する壁面向け太陽光発電設備の設置ソリューションです。強度・安全性・施工性・意匠性に配慮した設計・施工により、建物の外壁と一体化した形で再生可能エネルギーの導入を可能にします。本ソリューションは、環境省の「窓、壁等と一体となった太陽光発電の導入加速化支援事業」において補助対象として選定されています(2025年時点)。特に都市部や降雪地域など、従来は太陽光発電設備の設置が困難とされていた環境において、新たな選択肢としての活用が期待されています。
SUNBRICKに関するお問い合わせはこちら


〈本件に関するお問い合わせ〉
株式会社ノザワ 販売本部 建設商品部
〒650‐0035 兵庫県神戸市中央区浪花町15番地
担当 福田 菊光 TEL:078‐333‐7700

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