2026年10月02日製品リリースサステナビリティリリース
フッ素資源循環の取り組みで「第9回SXアワード優秀賞」を受賞
AGC(AGC株式会社、本社:東京、社長:平井良典)のフッ素資源循環の取り組みが、一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO)主催の「第9回SXアワード」で優秀賞を受賞しました。受賞対象となったのは、「捨てられてきたフッ素を再資源化!“循環蛍石”から“Fluon® PTFE”へとフッ素国内循環の社会実装」と題した取り組みです。
![]() |
![]() |
|
|
左:審査委員長 東京大学大学院教授 梅田靖 |
フッ素化学製品は、耐熱性、耐薬品性、電気絶縁性などの優れた特性を持ち、半導体、自動車、建築、航空宇宙をはじめとする幅広い産業で使用されています。一方、その出発原料である天然蛍石は特定地域に偏在していることから、安定調達の確保や天然資源の採掘に伴う環境負荷が課題となっています。
これらの課題に対応するため、当社はフッ素化学に関する長年の知見を活かし、自社工場から発生する廃棄物に含まれるフッ素を回収・再資源化するとともに、半導体産業などから生じるフッ素を再資源化した人工蛍石も調達しています。これらを循環蛍石™としてフッ素化学製品の原料に活用し、自社内にとどまらないフッ素資源の循環利用に取り組んでいます。
また、循環材使用の信頼性向上と循環価値の可視化を目的として、リサイクル原料の使用率についてUL2809に基づく第三者検証を活用しています。まずは、フッ素樹脂の中で最も需要の多いPTFE樹脂から第三者検証を完了し、他製品への展開も順次進めています。
今回の受賞では、これまで実現が難しかった高機能材料分野でフッ素資源のリサイクルを社会実装した点が評価されました。また、天然蛍石の使用量削減に加え、原料の安定確保への貢献や、フッ素材料を用いたさまざまな産業分野への波及効果が期待される点も評価されました。
AGCグループは、中期経営計画 AGC plus-2026 のもと、「サステナビリティ経営の深化」を主要戦略の一つに掲げています。今後も独自の素材・技術を活かし、フッ素資源循環型社会の実現に向け取り組んでいきます。
- ◎本件に関するお問い合わせ先:
- AGC株式会社 広報・IR部


