サプライチェーン
サプライチェーン
基本的な考え方
AGCグループは、「企業行動憲章」において、お取引先様と相互に有益で適切な関係を築くこと、そして、お取引先様の方々とは、その準拠する行動原則がAGCグループの基本姿勢と矛盾しないよう、ともに努めることを掲げ、サプライチェーンマネジメントを推進しています。
マネジメント体制
AGCグループは、持続的に原料・資材を安定調達するために、調達・ロジスティクス部が中心となり、人権、労働慣行、環境などさまざまな社会的課題の解決に向けた取り組みを、お取引先様も含めたサプライチェーン全体で進めています。「AGCグループ購買取引基本方針」を定め、AGCグループとしてサステナブルな社会の実現に向けた責任を果たしていくことを明記し、AGC公式ウェブサイトに掲載して世界中のお取引先様に公開し、この方針に対するご理解とご協力をお願いしています。また、お取引先様へその内容を周知し、ご理解いただく取り組みとして、お取引先様方針説明会において参加者に同方針をご覧いただきました。
また、2023年から2024年にかけて、この方針に準拠した「サステナブルな調達に係るアンケート」を実施し、お取引先様からの回答を基に430社の状況を確認、潜在的なリスクの所在を把握し、低スコアの項目についてはお取引先様に改善への取り組みを依頼しています。
公正な取引
基本的な考え方
AGCグループは、「企業行動憲章」において、適正な取引を行うとともに、公正な競争の原則、ならびに適用される全ての法令や規制に準拠して事業を行うことを掲げています。また、政治、行政、その他の組織・個人と健全な関係を保ち、反社会的勢力とは断固として対決することもうたっており、公正な取引の実現を目指しています。
マネジメント体制
AGCグループでは、グループ内の争訟案件の進捗状況を速やかに把握し各案件に適切に対処するため、2006年から月報や進捗報告を強化し、グローバル法務管理体制を整備しています。グループ内の争訟についてグループゼネラルカウンセルに情報を集約することで、グループCEOをはじめとした経営層へ速やかに報告するとともに、争訟の進捗やグローバル体制の状況については取締役会に定期報告しています。
また、地域ゼネラルカウンセルとの間での法務会議の開催や社内関係部門との連携により、AGCグループの法務リスクの低減を図っています。
