社会のインフラを支える
仕事も、家庭も、全力で。
アジア事業本部 技術開発統括部
ファンクショナルソリューショングループ
2012年新卒入社
大学では電気電子工学を専攻し、純スピン流デバイスの研究に没頭した。入社後は自動車向けアンテナの開発に携わり、次世代車に最適なアンテナシステムを構想・設計。営業部と連携し、戦略の提案から施策評価、量産化の実施まで推進した。現在は新幹線のアンテナ開発を担い、社会インフラの改善に貢献している。終業後は子ども3人のお風呂係。子どもが生まれてから写真が趣味となり、休日は写真スポットを巡っている。
研究で培った仮説検証を、
次世代車の開発へ活かす
学生時代は電気電子工学を専攻し、電流を流さずに情報を伝える純スピン流デバイスの研究に取り組みました。開発の面白さを知ったことから「将来は総合的な視点を持つエンジニアとして成長していきたい」と思うようになり、就職活動では営業や製造の他部門と連携し、上流から下流まで一連のプロセスに携われる環境を重視。AGCにはその環境があるのに加え、若手のうちから裁量を持って仕事ができることや、社員の方々が生き生きと働いている様子に惹かれ、入社を決意しました。
入社後は、自動車向けアンテナの開発を担当することに。キャリアの中では約3年間トヨタ自動車への駐在を経験し、社内外の多様なメンバーと協業して、課題を一つひとつ解決する面白さを体感しました。AGCの利益とクルマ全体の価値を両立させる設計の追究には誇りと、社会へ貢献しているという確かな実感がありました。
新技術と関係者との協働で社会インフラに貢献
現在は、新幹線向けアンテナの開発に携わっています。まずは、営業とともにお客様のニーズを捉え、具体的な技術課題へ落とし込んで開発方針に反映させます。そして、サプライヤーと協力した試作品の評価と改善、製造・品質保証部門と連携した量産性の検証、長期信頼性を確認。このような開発プロセスを短期間で取りまとめ、量産へとつなげていくことが私の役割です。
アンテナ開発は、車両構造や通信環境といった簡単には変更できない制約が多く、想定外の課題が発生します。そのため、社内外のプロジェクト関係者と積極的にコミュニケーションを取ることを心がけています。解析や試験を積み重ねて課題解決の糸口を見つけ、最適解を導き出す。その後、自分が設計した製品が社会インフラの一部として使われる瞬間に辿り着いた時には、この上ない達成感を覚えます。また、課題を解決した際にお客様からいただく感謝の言葉は、技術が社会に貢献できた証であり、次の挑戦への原動力にもなっています。
価値創出をリードするエンジニアへ
私が目指しているのは、新しい技術を活用した新商品の開発に取り組み、開発から量産化の立ち上げまで、一気通貫してリードできるようなエンジニアです。
新商品開発では、技術的な実現性に加え、品質・コスト・量産性といった複数の制約を同時に満たす必要があります。そうした前提の中で、関係部門と議論を重ねながら最適な意思決定を行い、最終的に価値として社会に届けるところまで責任を持ちたいと考えています。
とくに量産立ち上げのフェーズでは、開発・製造・品質など、立場の異なる関係者間で前提や優先順位が異なることも多く、その中で全体最適の観点から意思決定を行い、プロジェクトを前に進める力をさらに磨いていきたいと考えています。
また、私には3人の子どもがおり、育児と仕事を両立する中で、常に同じ働き方ができるわけではありません。だからこそ、限られた時間の中で成果を最大化するために業務の優先順位を見極め、自ら働き方を設計しながら仕事に取り組んできました。仕事に集中する局面と家庭を優先する局面、その双方を状況に応じて切り替えながらも、いずれにおいても責任を持って成果につなげることを意識しています。
限られた条件の中でも、自ら最適な解を導き、価値を創出し続けられるエンジニアとして、今後もさまざまなプロジェクトをリードしていきたいと考えています。
視座が一段と高まった
量産開始まで1年を切ったタイミングで、新製品開発に採用予定だった新規技術に重大な不具合が発覚しました。従来方針の継続では品質・量産性の観点でリスクが高いと判断し、新たな技術を開発する方向へ舵を切る決断をしました。そこから、研究所と連携した基礎技術の立ち上げと、膨大な検証作業を行う挑戦が始まりました。数十項目に及ぶ評価に加え、数カ月を要する長期信頼性試験をやり直すという厳しいスケジュールでしたが、評価計画を一から組み直し、開発メンバーや製造部門と連携して検証と工程変更を同時に行ったのです。議論を重ねながら課題を解決し、量産開始に間に合わせることができました。この経験は、エンジニアとしての成長を感じられたとともに、視座を高めてくれたと思っています。

at AGC
普段どのように業務を進めているのか、ある一日の仕事の流れをご紹介します。
- 8:00
- 子どもの送迎
- 9:15
- メール確認
- 10:00
- 新規課題の検討・指示
- 11:00
- プロジェクト週次定例
- 12:00
- 昼食
- 13:00
- 試作サンプル評価
- 15:00
- 社外打ち合わせ
- 16:00
- 評価結果分析
- 18:00
- 資料作成
- 19:00
- 退社
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