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#製品開発 #物理

試作から量産まで。
材料×データで、
新製品を社会へ届ける。

※社員の所属およびインタビュー内容は、取材当時のものです。
Profile
電子カンパニー 技術開発本部
開発企画部機能部材グループ
2012年新卒入社

大学院では有機磁性体の研究に打ち込む。入社後はディスプレイデバイス向けの極薄ガラスの開発に携わり、入社3年目には台湾工場へ赴任し、試作段階の技術を工場で安定して量産できる状態まで立ち上げる業務を経験。現在は、新商品の検討から量産プロセス設計、DX推進まで幅広く担当している。DX推進の業務では、ディスプレイデバイス向けの反射防止ドライコートフィルムの開発に参画し、データ駆動型アプローチと機械学習を活用することで、短期間で最適条件を確立。プライベートでは子どもと交流する時間を大切にしている。サッカーの審判資格を取得し、休日は子どものサッカーの練習や遠征に付き添う等、充実した日々を送っている。

素材の力で、
社会を支える製品に携わりたい

学生時代は物理学を専攻し、有機磁性体を研究テーマとして、有機分子の合成から極低温下での磁性挙動評価まで一貫して取り組みました。研究を進める中で、素材は、世の中の製品の根幹を支える役割を担っていることを知り、業界No.1の素材メーカーで働きたいと考えるようになりました。AGCには世界トップレベルの素材があり、多様な製品に貢献しています。また、少数精鋭で若手が大きな裁量を持つ環境があり、「ここで働きたい」と感じて入社を決めました。

素材の強みと知見を組み合わせ、量産できる技術に仕上げる

これまで、主にディスプレイデバイス向けの極薄ガラスの技術開発・量産化と反射防止ドライコートフィルムの開発に従事してきました。一つ目の業務では、入社3年目から台湾工場に赴任し、量産移管から生産性の向上まで幅広く担当しました。初めての海外赴任であり、かつ新規生産ラインの立ち上げというプロジェクトにおいて、大きな裁量を任せていただき、自分の原点となる経験となりました。帰国後には、社内のデータサイエンス研修に自主的に参加し、データサイエンティストの社内資格を取得しました。通常業務と並行して学ぶにあたり、在宅勤務を活用することで効率的に学習を進めることができました。当時の担当テーマである反射防止ドライコートフィルムの開発では、多層膜の設計に対して、条件探索の試行錯誤を繰り返しており、このままでは上市が危ぶまれる状況でした。早速、学んだ知識として、データ駆動型アプローチと機械学習を用いたことで、短期間で最適条件を確立することができ、早期市場投入に貢献することができました。当該プロジェクトは経済産業省が公表する「DX銘柄2024」にて当社事例としても紹介され、大きな達成感を得ることができました。
上述のように、AGCには、職種や年次にかかわらず意見を尊重し、挑戦を後押しする風土があります。大きな裁量のもとで仕事を任せてもらえる一方、困難に直面したときは周囲と協力しながら乗り越えることができる環境です。また、在宅勤務やフレックス制度が形骸化せず、誰もが当たり前に活用できる文化として根付いているのも魅力です。私自身、日々の業務に全力で向き合いながらも、家族との時間や自己研鑽の時間を大切にできており、ワークライフバランスの質の高さが継続的な成長につながっていると感じており、モチベーションにつながっています。

現場対応力×データ活用で、
次世代半導体部材開発をリードする

電子業界は、技術変化のスピードが非常に速く、AGCの強みである材料技術を軸に、社内外の技術や知見を柔軟に掛け合わせて新規商品を創出する必要があります。現在、携わっている半導体部材製品の量産プロセス設計業務も、前例のないチャレンジングな業務であり、私の量産化対応の現場経験と、データサイエンスのスキルを活かしつつ、社内外の知見も融合しながら、業務を推進しています。将来的には、プロジェクトリーダーとして、これらの経験とスキルをより高次元で活かし、次世代半導体分野での新製品の立ち上げをリードしていきたいと考えています。

My Episode
海外量産立ち上げで培った
現場対応力

これまでに最も困難であり、同時に大きな手応えを感じたのは、海外工場での量産立ち上げです。極薄ガラスを扱う新製品において、開発者の一人として量産設備の立ち上げから、製造、生産計画まで幅広く携わりました。新たな技術領域の量産化においては、開発者以外は皆未経験者であり、バックグラウンドも異なります。そのため、何か課題が生じると、技術を理解している開発者がその解決にあたる必要があります。当時は、経験が浅く、社内外の関係者間の調整にとても苦労しましたが、関係者の目線に立って、データを基に丁寧に議論を重ねることで、チームが一丸となり、最終的に量産化につながる、という貴重な経験を積むことができました。この時の経験が、のちにデータ活用スキルをもっと高めたい、という思いにつながり、データサイエンティストの社内資格取得につながりました。このような形で、目の前の業務に果敢に挑戦し、学びのチャンスを自分から掴みにいったことが、今の現場対応力×データ活用スキルというユニークなキャリアにつながっていると思います。

A Day in the Life
at AGC
ある一日のスケジュール

普段どのように業務を進めているのか、ある一日の仕事の流れをご紹介します。

8:00
朝会
出社後、チームで一日のスケジュールを確認し、試作計画や役割分担を整理する。
9:00
社内外ミーティング
開発状況を共有し、課題や今後の対応方針について議論する。
10:00
試作準備
クリーンルームでの作業に向け、装置条件の設定や材料の準備を行う。
11:00
試作品作製
クリーンルーム内の成膜・塗工などの各種装置を用いて試作品を作製する。
12:00
昼食
手づくりのお弁当を食べてリフレッシュし、午後の業務に備える。
13:00
追加試作
午前中に引き続き、条件を変えながら追加の試作を行う。
14:00
試作品評価
完成した試作品の性能測定や各種評価を実施する。
15:00
データ分析
測定結果を整理・分析し、さらなる改善点を検討する。
16:00
試作レビュー
チーム内で試作結果を共有し、次回以降の方針を決定する。
17:00
業務整理
本日の業務内容を整理し、翌日の作業計画を作成する。
18:00
退社
業務を終えて退社。帰宅後は子どもの送迎や勉強のサポートなど、家族との時間を大切にする。

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